メモリ容量の違い
「無知から始めるPCの選び方」第4回はメモリ容量の違いについてです!
パソコンを購入するときにストレージとは別に小さめの容量の表記があると思うのですが、その部分の違いについての説明と用途の紹介になります!
正直どのくらいの容量を選んだほうがいいかってわかりにくいですよね、、8GBだの16GBだの、YouTuberのヒカキンさんだと128GB×12(規格外ですね)にしていたりとか、大きければいいのかと思いがちですが、実際は用途にあった大きさがあればそれ以上はいりません!
「えっ?ストレージは余裕があったほうがいいしこれも同じじゃないの?」となるかもしれませんが、間違っていないといえばその考えも間違っていないのですが、どうしてメモリはそんなに大きくなくていいのか、少し冒頭が長くなってしまいましたが、僕なりにかみ砕いて説明していきます!
まずメモリってなに??
メモリは言わばPCにとっての作業机のようなものがあります。
前回紹介したストレージが加工したものを保存しておく棚だとしたら
取り出したデータを処理する机がメモリです。
机の上のデータを処理する作業員がCPUです。(こちらについては次回説明します。)
「メモリが机なのはわかったけど4GB、8GB、16GB、32GBとか種類が多すぎてよくわかりにくい!」となってしまいますよね(僕が最初そうでした)、、、どうやって大きさを選んだらいいのでしょうか??
メモリの大きさの選び方
まず、PCが何かしらの処理をする際は、その作業をするためのメモリの容量が必要になるわけですが、一般的に何もしていない状態、OSがただ動いているだけの状態でも1〜2GBの容量を使っていることが多いです。
常時起動しているソフトが他にもある場合はまた変動していくのですが、そこに追加していろいろな作業をするためのスペースを確保していくわけです。
例えば、動画の視聴に0.5GB使う場合、メモリの総使用量は2.5GBとなるわけで、メモリが4GBのPCの場合、残り1.5GBとなるわけです。
もし、このメモリ容量でゲームなどの大きな作業スペース(たとえば8GBとか)を必要とするプログラムを動かす場合、全くそのプログラムが動かないわけではなくて(あまりにも足りないとクラッシュして落ちる可能性もありますが)、動作がカクついてしまったりします。
イメージとしては大きな魚をさばくのにまな板サイズくらいの机しかない場合、まな板に載せられる部分から少しずつ加工していくと思うのですが、はみ出てしまっている部分の作業は遅れてしまうと思います。
そのようにイメージしていただけると幸いです。
逆に必要とする作業量以上のメモリ容量があったとしても机のサイズが大きくなっただけで、特に作業のスピードが一定以上上がることはありません、基本的に必要十分のメモリ容量があれば問題ないというわけです
メモリ使用量の例(プラグインなどの個人の設定によっては大きく前後しますのでご参考までに)
- Google Chrome 2GB前後
- Excel 1~2GB前後
- Word 1GB前後
- ゲーム(APEX LEGENDS) 8GB前後
- 配信ソフト(OBS Studio) 2GB前後
- 音楽編集ソフト(Cubase LE) 4GB前後
- 動画編集ソフト(Adobe Premire Pro) 8GB前後
これを参考に用途に適したメモリ容量を当てはめますと
- 動画視聴やネットサーフィンなどの利用⇛4GB以上
- 事務用途等⇛8GB以上
- ゲームやクリエイティブ系の作業⇛16GB以上
となります。
自分の用途や予算にあった適切なPCを選んで快適なPCライフを送りましょう!
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