一般的に売られているPCのOSの違い
「無知から始めるPCの選び方」第2回は一般的に売られているPCに導入されているOSの大まかな違いについてです!
2021年現在販売されているPCには、大きく分けて3つの種類のOSが搭載されています。
その特徴について出来るだけかみ砕いて大まかに説明していきます!
Chrome OS
Googleが現在無料で公開しているOS
必要とされるスペック条件も低く、安価なPCに搭載されていることが多いです。
通常のPCはパソコン本体のストレージにデータを保管することを想定して作られていますが、ChromeOSはクラウド上でデータを管理することを想定して設計されているため、本体のストレージも少なくても問題なく使用することができます。
しかし、これには下記のメリットデメリットがあります。
メリット
- 本体に保管されるデータが少なくクラウド上にあるため、複数人で使用する場合、ログインするだけで基本的には利用可能、通常利用の範疇では不便しない程度にデータの共有ができるようになっている
デメリット
- 本体に入れなければならないソフト(プログラミングに使用するコンパイラやコーディング系のソフトウェアなど)はログイン後にインストールしなければならない
- 常にインターネットに接続している環境下でなければクラウド上のデータにアクセスできないため、普通のPCのようにどこでも作業するといったことが難しい場合がある(スマホのテザリングやモバイルルーターがあればその限りではない)
動画の視聴や、Googleの提供する無料のオフィスウェアなどの利用をする分には非常に便利だし、もともとLinux系のOSなのでしっかり設定さえすればプログラミングにも利用できる強みがある。
本体価格もかなり安く、クラウド上でのデータ管理によって恩恵を受ける教育の現場などでは最近利用が増え始めている
また、外で使用する用のサブPCや軽い作業しかしないライトユーザーには非常におすすめです。
ただ、ゲームや音楽制作、動画編集などの重めの作業には適していない場合が多いのでそういった目的での利用はオススメしない。
Mac OS
クリエイティブ系の作業に特化したAppleのPCに搭載されたOS
動画編集や音楽・写真編集やコーディングなど、様々なクリエイティブ系の作業に特化していて、動作の安定感もかなりのもの
しかし、細かくカスタムし辛い部分が多く、ディープにプログラミングなどに使う場合はそれなりの知識や情報収集能力が必要
本体の価格も他のPCに比べて高価になるため、専用ソフトなどを仕事上利用しなければならない場合を覗いてはライトユーザーにはあまりおすすめしない
よくiPhoneとの互換を理由に買うユーザーもみかけるが
それならミドル帯のWindowsPCを買ってファイルの互換があるソフトを購入したほうが価格的には安く済む場合もあるので、価格を重視したい場合は選択肢に入れ見てみてほしい
専用ソフトウェアはUIが非常に使いやすいのでも有名なので、実機を店頭などで試して気に入れば吟味するのも良いと思う
普通に動画の視聴や文書の作成(Microsoft系は別途購入が必要でそんなに互換性はよくない)も可能だしプログラミングや音楽制作・動画編集にも使えはするので、ゲームをしないユーザーは選択肢に入れてみてほしい
Windows10
現在販売されているPCの大半のOSがこれ
おそらくパソコンでやりたいことはすべてできる
しかしながら、MAC OSと対極的で専用ソフトウェアがほとんどないため、必要なソフトは自分で調べて購入するなり、無料のものをインストールするなりしないといけない
Mac OSよりも自由度が高いため逆に迷子になったり、間違って大事なファイルを消したりしがちなので
何かを導入する際はよく調べて、あまりわからないうちは適当にファイルを消すのはやめましょう
本体の要求スペックがそこそこ高いので、快適に利用したい場合はある程度の予算を用意して購入しましょう
なにをするにも非常に快適なOSなのでPCに迷ったらWindowsのそこそこ値段のするPCを買うことをおすすめする
対応するゲームタイトルも非常に多いのでゲーマーはこれ一択
いかがでしたでしょうか?
PCを買う際は自分の用途にあったOS・メーカーを選んで快適なPCライフを!
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